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INFOMATION

本日発売!「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである 著者インタビュー

2022-12-16

こんにちは。
本日12/16にスタテク代表の菊本の著書「「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである」が発売となりました。12/7にAmazon予約人気度ランキングで1位を獲得するなど注目をいただいている本作ですが、発売に先立ちまして著者である代表の菊本にお話を聞いてきました。

-「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである とは
「スタートアップ×エンジニア」という新たなキャリアを提案する1冊。今までの一般的なエンジニア観を覆し、自由で楽しいエンジニアという職業を著者の体験談を交えて紹介する。なぜ著者はフリーターから社長にまでなったのか、活躍するエンジニアとは、未経験からエンジニアとして活躍するためには…など様々な情報が詰まっています。キャリアに悩むすべての方におすすめできる1冊です。

著者紹介

菊本 久寿
株式会社スタートアップテクノロジー代表取締役社長 兼 エンジニア


SIerなどを経てngi group(現ユナイテッド) 技術部部長に就任し、アドテク関連サービスの立ち上げを行う。2012年よりフリーランスとして独立し、複数のスタートアップの開発支援を行う。その後ポケットコンシェルジュを運営する株式会社ポケットメニューの取締役CTOに就任。退任後2014年10月に新サービスの立ち上げに特化して開発を行う株式会社スタートアップテクノロジーを設立。


自分の体験談を通して、伝えたかったメッセージ

-本を書いたきっかけについて
僕は普段TwitterやYouTubeなど様々な場所を通じて情報発信をしているのですが、活動していく中でスタートアップというものが知られていなさすぎると感じたのが本を書こうと思ったきっかけです。
エンジニアと一言で言ってもWeb系やSIerなど様々な働き方ができますが、ブラックなイメージで語られたりもしますよね。ただスタートアップでエンジニアとして働くことは、そのブラックなイメージと違って自由に楽しく、やりがいを持って働けると思います。僕が今まで自分自身で感じてきた部分でもあるので、今回の本を通じてそれをお伝えできればと思っています。

-メッセージを届けたい人
今回の本はエンジニア転職を考えている方はもちろん、キャリアに悩んでいる方みなさんに届いてほしいと思っています。僕も悩んだときに様々な本を読んだのですが、あまりリアリティを感じられないことが多かったんですね。自分自身の体験を交えて書いたこともあって、キャリアに悩んでいる人にとってリアリティのある本にできたと思います。
仕事を苦しいものだと考えている人は多いと思いますが、人生の1/3は仕事をしている時間なので、僕はその考え方はもったいないと考えています。スタートアップという業界を知ることで、仕事での悩みを持っている方に新しい生き方を提案することができればという感じです。

働くことを楽しむことが大事、楽しめる環境選択を



-働くということを楽しむとは
楽しく働くというのは必ずしもイコール楽な仕事をするというわけではないと思っています。やりがいのある仕事ができるかどうかが大事だと思いますし、仕事を通じて成長をすることが楽しい仕事に繋がると思いますね。
エンジニアの方にはスタートアップでの働き方を、エンジニア転職を考えている方には私の考える目指してほしい働き方をお伝えできればと思っています。

-仕事を楽しめる環境を作る
楽しい仕事を作るためには、日本のサラリーマンにありがちな無駄な慣習をなくしていくことが大事です。スタートアップやエンジニアという働き方はそれを実践できる働き方だと思います。
例えば僕の会社では全社員が基本的にリモートワークで業務を行っており、出社に関して自由という体制を取っています。エンジニアの中には地方で採用され、そのままフルリモートにて業務を行っている社員もいるほどです。
また、スタテクでは基本的にコアタイムのないフレックスタイム制を採用しています。健康上の問題があるので深夜の業務は原則禁止にはしていますが(笑)
他にも会議ではなくチャットによるコミュニケーションを行うなど、無駄なしがらみや慣習などをなくすように制度を作ってきました。多様性を受け入れるという意味もありますが、様々な人が働くことのできる場所が会社であるように心がけています。

エンジニアの働き方、すべての人にチャンスがある



-働き方の選択肢を増やしてほしい
スタートアップやエンジニアという働き方は、誰にでもチャンスのある世界です。
スタートアップ×エンジニアという働き方を選ぶことで、このように自分に合う働き方を選べるのではないかと考えています。スタートアップのエンジニアという働き方を通して、CTOやフリーランス、起業するなど働き方の選択肢もどんどん増えていくと思います。

-エンジニアに向いている人とは
向き不向きはどうしてもあるかと思いますが、仕事でどうにか楽できないかと考えられる人や趣味で難しいことに挑める人というのはエンジニアに向いていると思います。例えばゲームでも難しいコンテンツに挑んでみたり、試行錯誤ができる人ですね。
大事なのはミスが起きたときに謝るだけではなく、再発防止策を考えられることです。エンジニアは人が悪いのではなく、ミスが起きるシステムが悪いと考えるんですよ。
僕自身がそうなのですが、エンジニアというのはどうやったら楽しく仕事ができるだろうということは常に考えていると思います。

スタートアップ×エンジニアという生き方



-スタートアップで働く選択肢を

スタートアップは大手と違い資産も少ないため、大手と競争していくことを考えると、競争相手である大手と同じことをやっていてはいけないと思っています。例えばリモートワークはコロナ禍で世の中に浸透しつつありますが、僕たちはもう一歩先にいかなければならないと思います。

未経験だから採らない、地方だから採らない、年齢制限に引っかかっているから採らないなど人材が確保できない様々な理由があると思います。僕はそういうのもすべて不要な部分であると思っていますし、偏見を取っ払ってしまえば魅力的な人材に繋がるんですね。

偏見がないからこそ、生涯現役でいたい人やマネージメントもやりたい人、色々な人達の希望を叶えられるのがスタートアップの魅力です。



-カルチャー×実力、2つの評価軸

エンジニアは実力を評価される世界なので、学歴というフィルターを通さない分チャンスも多いと言えると思います。本の中でも紹介していますが、僕自身も学歴がある方ではなく、フリーターから始まっているということもあり、その部分はかなり実感として持っていますね。

ただスタートアップで働くということは、実力だけでは難しい部分があります。スタートアップ企業にはそれぞれカルチャーがあるのですが、その部分でのフィットがないと採用はされないんですね。僕の周りでも実力がかなりあるエンジニアを採用しなかったという話はよく聞きます。

つまりスタートアップでのエンジニアという働き方は、単なる実力主義というわけではなく、自分の価値観にフィットするカルチャーの会社で実力をきちんと評価してもらえるという働き方だということです。



-自分の経験から選ぶ、スタートアップ×エンジニアという生き方

僕自身も社長だから偉いという感覚もなく、誰でもできる当たり前のことだと思っています。この感覚は、スタートアップのエンジニア経験したからこそ持つことが出来たものだと思っていますし、経験したからこそこの生き方を選ぶことが出来たのだと思います。

スタートアップ×エンジニアという生き方を選択肢に入れることで、これからの皆さんのキャリアパスやライフパスの選択肢が広がると思います。この本を読んで、そういう生き方を知り、新たな挑戦のきっかけとなることができればと思っています。

-菊本さん、ありがとうございました。
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