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INFOMATION

エンジニア対談Vol.3~代表 菊本×エンジニア 松井~

2023-09-15

こんにちは!
AWS Heroの松井さんをファシリテーターとしていろいろな人のお話を聞く対談シリーズ、今回はなんとスタートアップテクノロジー(以下、スタテク)代表の菊本さんです!スタテクをどうして立ち上げたのか、その思い、そしてスタテクのこれからまでいろいろなことをお聞きしました。今回は前半となっています。ぜひお楽しみください。

菊本 久寿

株式会社スタートアップテクノロジー代表、起業前は様々な会社のCTOや技術顧問を務める。改めて起業を意識した時に、自分の事業ドメインとしてエンジニアという部分があることを強く実感し、2014年株式会社スタートアップテクノロジーを創業。創業から10年を迎え、活躍はエンジニアの分野にとどまらず、YouTubeでのエンジニア転職チャンネルの運営やTwitter(X)においてひさじゅとして知られるなど多岐にわたる。社長兼インフルエンサー兼YouTuber兼エンジニア。



ファシリテーター:松井 英俊

2021年スタテクにジョイン、現在は開発部所属。
自動車メーカー企業やスタートアップなどを経て、より興味のある技術が使用できる点に惹かれ2021年スタテクにジョイン。同年6月にAWS Serverless Heroに認定。現在は地元浜松からリモートで業務を行っている。



‐これまで歩んできた道

松井:菊本さんとはもちろん色々なところでお話をしていますが、こうやって二人で改まって話をするというのは面接以来かもしれませんね。



菊本:松井さんは普段浜松からリモートワークをしていることもありますから、たしかにそうかもしれませんね。



松井:少し新鮮な気分です。これまで菊本さんはいろいろなところで発信しているというのもあり、今更な部分もあるかもしれませんがスタテクの創業に至るまでの経緯を詳しく聞かせてください。



菊本:もしかしたら何度も見ているという方もいらっしゃるかもしれませんが…今でこそ経営者という立場ですが、以前は自分も一般的な正社員として働いていました。以前は中古のゴルフショップの社内SEをやっていました。その後SIerを経て事業会社に入り、技術部長のような立場になったのですが、その後に新規事業系の部署を立ち上げさせてもらったことがきっかけで「新たにサービスを立ち上げる」という楽しさに気づくことが出来ました。これからもこういう形で新規サービスの立ち上げに関わっていきたいと思っていたところで、会社の合併により自分の部署がなくなってしまったんですね。

その後フリーランスになりレンタルCTOとして活動していましたが、やはり新規事業にコミットしたいという思いが強くポケットコンシェルジュを運営するポケットメニューの取締役CTOとして創業期にジョインしました。
ポケットメニューというスタートアップ企業に関わって悩んだのが、自分が飲食業界にいたこともなかったので、飲食という事業ドメインを最終的に自分ごととして捉えられなかったことです。その後改めて自分で起業をするという時に、自分が生涯かけて取り組める事業ドメインとして何がやりたいかということを考え、「エンジニアがいない、エンジニアが足りない」という課題解決に真正面から取り組みたいと考えてスタテクを立ち上げました。



‐変わったところ、変わらないところ


松井:ありがとうございます。エンジニアそのものが事業ドメインと言えるのかもしれませんね。お話を伺っていて、菊本さんの今までの経歴が今につながっていると言うのがすごく感じられました。スタテクは10年目を迎えますが、変わったところや変わらないところなどお伺いしたいです。



菊本:10年目となり変わった部分として感じるのは、エンジニアの働く環境や待遇がすごく良くなったという部分ですね。ただ作るもの、作りたいものはどんどん増えているので、エンジニアが足りないということや、企業の開発力不足という点は変わらないかもしれません。そういう意味では弊社の、「開発力を増やす」というミッションは変わっていないと思います。



松井:RUNTEQを通じて「開発力を増やす」をさらに実現していきたいところですね。ところでRUNTEQも今年で4周年ですが、最初は未経験の方を育てるというよりはクラウドソーシングで開発者のリソースを有効活用するという思いがあったと思うのですが、今の形に変化するのはどういう経緯があったのでしょうか?



菊本:開発力を増やすという前提は実は変わってないですね。その増やし方というのが変わった感じです。
以前は、すでにエンジニアとして活動している人の空きリソースを活用して、開発力を増やすという構想でした。元気玉のようなものを想像してもらえればと思います。ただこれにはシステム開発が複雑化していく中でディレクションコストが膨れ上がっていくという問題点があったんですね。
その結果自分たちでやったほうが良いという結論になり、月額制のアジャイル型受託開発の事業に変化していきましたが、価値提供というのは変わらず行えていると実感しています。

この過程でヒントを得たのですが、実務で人は育つというのは当たり前で、仮想案件をこなすことでも人は育つんじゃないかというのを考えたのがRUNTEQのきっかけです。
最初はスタートアップラボアカデミーという名前でテスト運営を開始し、オンラインでの自主学習がメインでした。結果として5人中4人が挫折してしまい、カリキュラムがよくても続かなければ教育は難しいという教訓を得ました。次はRUNTEQという名前で再スタートし、オフラインで週5日来てもらうという形式で行ったところ、挫折はほぼなくなりました。ただ、週5日フルコミットで来ていただくのは受講生側の負担が高すぎるので多くの人に体験してもらうには難しいことも分かりました。

この2つの経験から、働きながらでも通えるように最低週1日来てもらうという形式に切り替え、オンラインでもオフラインでも受講できるというスクールになったというわけです。これが今のRUNTEQの始まりの形ですね。
その後コロナをきっかけにオンライン中心に移行し、コミュニティの活性化とともに完全オンラインになりオンラインプログラミングスクールとしてのRUNTEQが生まれました。



‐4年の思い出


松井:「開発力を増やす」ということが、単なるビジネスチャンスだと捉えてやったわけではなく、自分で必要性を感じたことがきっかけだというのが良いですね。入口から出口まで受講生をコンサルして、「開発力を増やす」という部分にフォーカスしているのが地に足がついていると感じています。
4年の中での思い出話なども伺いたいですね。



菊本:基本的に大変と感動の繰り返しです。やってて飽きないというのはありますね。
受講生ももうすぐ50期になりますが、それぞれ人も違えばキャラクターも違います。例えば最初の受講生たちは、カリキュラムも整っていない部分も多かったですし、RUNTEQの知名度も低い中よく見つけて来てくれたなと思います。彼らは特に自走力もありましたし、何もかも整っていない中でやりきった特別感があり、強かったなという印象があります。キャリアトレーナーなど受講期間中をサポートする人もおらず、教える講師のみということもあって、自分自身も説明会に出ていたりしましたし、スタートアップ感はありました。



松井:スタートアップ全般にいえますが、整った環境から開始できるものではないことも多いので、そのイメージトレーニングになったのかもしれませんね。講師のみという形式から変わるきっかけなどはあったのでしょうか?



菊本:プログラミングスクールというのは、教えるエンジニアがいれば成り立つと思っていたのですが、そうじゃなかったことに気づいたのがきっかけです。挫折する人はどうしても出てきてしまいますし。そういう人を掬い上げたり声をかけたりする人も必要になってきます。
最初は、当時の従業員が業務としてではなく自分からやってくれたのですが、そこで挫折をする人が減ったという改善が見られたんですね。それで受講生を見てくれる人が必要だなとなって、受講期間中の全般をサポートするカスタマーサポートの採用を始めました。

他にも最初は6ヶ月という受講期間だったのですが、前提としてある程度のプログラミングの知識や学習が必要でハードルも高かったので9ヶ月の期間に変更するなどの改善も行っています。
また、途中Webエンジニア採用の変化でカルチャーフィットが重視されるようになってきたのでRUNTEQ CREDOと呼ばれる、Webエンジニアに必要な行動指針を設定しました。そしてそのCREDOを浸透させるための施策も実行したり、更に改良し…という試行錯誤を経て今の形になっています。この4年でエンジニア未経験の採用基準や捉えられ方も変わってきているので、これからも柔軟に対応していきたいですね。



松井:自分も以前スクールに通っていたのですが、そこではキャリアトレーナーのようにきちんと明確に役割が分かれていませんでした。改めて今思うと講師とそういう役割は分けたほうが良いと感じますね。



菊本:RUNTEQの強みとしては、運営する全員の考え方に一本の軸が全員通っているところだと思います。
働いている人たちみんながRUNTEQのことを好きなので、RUNTEQであればこうあるべきというビジョンがしっかり浸透しているからこそ改善の方向性に一貫性が保たれているのだと思います。



松井:RUNTEQ CREDOの話が出ましたが、どのような思いで設定されたというのはあるのでしょうか?



菊本:当初の目的としては、他業種からエンジニアを目指す人とスタートアップやベンチャー企業とのカルチャーギャップをなくしたいという思いがありました。
スタートアップやベンチャー企業で設定されているバリューやCREDOは、様々ですが、大別すると似通った項目に集約されています。。多くのスタートアップ、ベンチャー企業のバリューやCREDOを集約して作ったものがRUNTEQ CREDOですので、RUNTEQ CREDOに沿った行動を意識していけばWebエンジニアとして採用されやすいマインドが形成されていきます。





今回はここまで!次回は、最近のRUNTEQを取り巻く状況や、これからのスタテクの未来を中心にお聞きします。

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